【経験談】うつ病を仕事しながら克服!その考え方・対策方法とは?

うつ病って仕事をしながら克服できるのだろうか?
克服した人の話を聞きたい。。

私は9ヶ月間ほどうつ病となり仕事しながら克服しました。

うつ病って原因があっての病ですよね。。

その原因を早い段階からなんとか対処することが肝になりました。

この記事を書いている私は。。

  • 年商1.5億円ほどの会社の経営者
  • 副業アフィリエイター(月収30〜50万円)
  • 9ヶ月ほどうつ病でボロボロでしたがなんとか克服できました。
  • 何度、停滞しても立ち上がり目標を達成してきました。

この記事は、得意先のブラックな交渉を受けて、うつ病になり、自営業者の仕事しながらうつ病を克服した経験談を書いています。

少しでも参考になれば幸いです。

うつ病を仕事しながら克服、その考え方とは?

ふつう、うつ病になってしまうと、家から一歩も出れなくなることもあるでしょう。

ただ、私は自営業の代表者なのでそうもいきませんでした。

朝、力が入らず起き上がれないのですが、子供たちの心配そうな視線を感じながらなんとか、這いずりながら布団から出て居間のクッションに突っ伏します。

そこでしばらく動けず、30分はそのまま。。

朝食もほとんど食べれず、車を運転して仕事場へ。

仕事場についても自分の机に突っ伏します。

午前中は不安のピークなので、貧乏ゆすりをしないと落ち着きません。

夜はほとんどぐっすり眠れることなどないので、この時間ぼうっとしてしまいます。

対外的な仕事はほとんどビジネスパートナーにまかせ、肝心な資金繰りとか発注とかだけこなします。

話がそれてしまいました。

私が仕事しながらうつ病を克服できた考え方は。。

  • うつ病の原因を取り払うことに早い段階から注力した。(弁護士に相談、対処)
  • 出社はするが可能な限り人に会わないことにした。対外的なことはビジネスパートナーに任せた
  • メンタルクリニックに行き、心と身体を休めることに専念した。
  • 原因となるブラック交渉がなくなったので克服できた。

うつ病の原因を取り払うことに早い段階から注力した。(弁護士に相談、対処)

私のうつ病の原因は、得意先のブラックな交渉によるものです、密室で相手の要求する返答をするまで続く交渉を受けました。

これを毎週のように受けていて、寝不足になり、心も体も休められなくなりうつ病になっていきました。

「弁護士に今すぐ相談したほうがいい!」

これは愚痴を聞いてくれていた友人からのすすめでした。

周辺の弁護士事務所をリストアップしたメールが送られていきました。

彼には感謝しかありません。

弁護士への相談は30分5000円が相場です。

短い時間に要点を伝え、このブラックな交渉が法的にどうなのか確認しなくてはなりません。

録音していた内容はすべて文字起こししておきました。

今おかれている状況を理解してもらうため、資料を揃えました。

その準備のおかげもあって、すぐに状況を理解してもらえて対策も教えていただきました。

完全に精神がボロボロになってからでは、この準備をすることすら大変になると思います。

胃がズンと重くなり始めた段階で、記録を取り始めましょう!

相手が容赦ないなら、こちらも対策を取る!

そうでないと死ぬまで続くことになるかもしれません。

自分の命を大切に考えるためにも、パワハラ・ブラック交渉を受け始めた段階から記録するという対策をしておきましょう。

簡単です、音声記録を取るだけです。

小型なレコーダーはいくらでもあります。

ペン型もあります。

かなり長時間録音できます。

それを文字起こしして弁護士に相談しにいきましょう!

生死を分ける、5千円、1万円程度の相談料が無駄、高い、とは思わないでほしいです。

私は、本当に相談しておいてよかった。。

今、健康に生きていられるのは、弁護士に相談して行動したからです。

コンプライアンス重視といっている企業の一員がすべて法的知識を備えているわけでもありませんし、違法とわかっていてやっている場合が多いです。

(いざとなったら、下が勝手にやったこと。。そんなつもりで言ったわけではない。。とか。。いろいろ逃げ道はあるわけです。)

私の場合、相手の組織の役員からそうでしたから、購買部長、課長、末端の人、みんなわかって圧力をかけてましたから。。

私が勇気をもって「あなたがたのやっていることは、価格交渉ではないですよ。独占禁止法の優越的地位の濫用ですよ。」と伝えるしかありません。

一部上場会社の「コンプライアンス(法令遵守)しています!」これほど軽い言葉はないです。

企業は利益こそが正義なんです。

取引先の代表者が心を病んで自殺したとしても知ったことではないのかもしれません。

まさに池井戸潤の小説の世界です。

出社はするが可能な限り人に会わないことにした。対外的なことはビジネスパートナーに任せた。

これは自営業者だからできたことです。

ビジネスパートナーには本当に感謝しかありません。

とにかく会社を維持する最低限のことだけこなしていました。

では、お勤めの方とか、独りの方はどうすればいいでしょうか。。

私なりの考えで申し訳ないのですが、うつ病になった原因をなんとかして取り去る。

もしくは、その原因から離れるしかないと思います。

具体的には。。

パワハラやブラックなことをしてくる人の記録をとり、弁護士に相談します。

公正取引委員会に相談するのも良いでしょう。Facebookのページがあります。

ボロボロになった状態ではむずかしいかもしれませんので早めの段階で相談だけでもしておきましょう。

そして、相手に「弁護士に相談しています」と伝えるだけでも、相手は考えます。

なぜなら違法なことを承知でやっているからです。

この対策を取るだけでも、嫌なことが止まる可能性が高くなるので少し気分が休まります。

次に、嫌な原因から距離をおく、離れる。ですが

お勤めの方なら、退職代行に頼んで辞めて、転職を考える。

経営者なら売上減覚悟で取引を減らしていきます。(これは簡単なことじゃないですが。。)

嫌な原因が組織の担当者1人なら、上に報告相談します。(告発とも言うかもしれませんが、、)

死ぬよりはマシです。

メンタルクリニックに行き、心と身体を休めることに専念した。

とにかく寝不足により体力が奪われ動けなくなりましたから、睡眠を十分にとることにしました。

不安な感情をグルグル回してもなにも解決しません。

メンタルクリニックに行き、睡眠薬と抗うつ薬を処方してもらいました。

お酒はすぐに止めました。すでに胃が痛い状態でしたので。。

睡眠薬は本当に助かります。

「癖になったらどうしよう」「効かなくなったらどうしよう」

そんな不安より、まず不安になりがちな脳みそを休める!

これに専念しましょう。

抗うつ薬はジェイゾロフトでした。これは

セロトニンを増やすものです。セロトニンは精神を安定させるのに必要な物質です。

2週間ほどでじんわりと効き始めます。

なんだかむずかゆい感覚。。身体的にかゆいというのではありません。

完全にフラットで停滞していた気持ちが少しだけ意欲が湧いてくる。。そんな気持ちになりました。

抗うつ薬についても、ネットで検索なんかしてないで、すぐにメンタルクリニックに行ってお医者さんに助けてもらいましょう。

「薬漬けになったらイヤだ」

「だんだん効かなくなる」

ネット上での抗うつ薬の感想はネガティブなものに目がいってしまいます。

それで不安を増強しても、無駄な時間です。

私も妻に言われてやっとメンタルクリニックに行く決心ができたのですが、、

メンタルクリニックに行くことは負けたわけでもないし、恥ずかしいことでもありません。

「心がひいた風邪を治しに行く」ありきたりな表現かもしれませんが

自力では治せません。

ここはプロにまかせるべきです。

原因となるブラック交渉がなくなったので克服できた。

弁護士に相談したのは2016年2月です。

すぐに、ブラック交渉が「優越的地位の濫用」であることを知り、対策を教えていただきました。

対策は担当者に「価格交渉の範囲を超えています。弁護士に相談させていただいてます。」と伝えました。

そこから密室に呼出しての威圧的な交渉はなくなりました。

ただその担当者とは2,3度電話でやりとりをして、

5月以降、その担当者と話をすることはなくなりました。

8月に部署異動のメールがきましたが、当然、返信などするわけでなく、すぐに流しました。

そこから接触がなくなって、気分がすっと楽になったのを覚えています。

ただ、精神も体もまだボロボロで、そこからまた数ヶ月、様子をみながらでした。。

11月には心の中にしめる不安の割合がかなり減って、自分自身で抗うつ薬は必要ないな。。と感じました。

そこから数ヶ月、お医者さんと相談しながら、受診をやめました。

でも、今だに、時折、あの嫌な交渉を思い出し不安でたまらなくなることがあります。

  • 通話・会話は常に記録する!
  • 文字起こしして時系列に記録しておく!
  • 「Notion」などにデータをまとめておき、いつでも共有URLを公正取引委員会などに通知できるようにしておく。

さらに私は、本業以外の稼ぎを育てることで不安を紛らわしています。

目次

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今、うつ病に苦しんでいる方のお役に立てる記事となったのか、自分の文章力のなさにがっくりきています。

完全に深いうつ病になっている方には、対策をしてください。と言っても、不安で考えもまとまらず、体も動かず、むずかしいことかもしれません。

私が、満員電車に乗って毎日都心まで通うサラリーマンだったら、、家から一歩も出られないかもしれません。

休職すればいい。

退職すればいい。

簡単なことではありませんよね。

うつ病の原因となっている嫌なことに対処する、嫌なことから離れる、逃げる。

ひとりではなし得ません。

家族・友人・弁護士・医師に相談しましょう。

自分の心と体を守ることを第一に考えてください。

友人に愚痴をこぼしておいてよかった。。
弁護士に相談して本当によかった!

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