「死んでしまってもいいかな。。」
4年前、そんな思いが自然と浮かんできたことがあった。
今思い返すと、異常な思考だとわかる。
でも、その時は、不安が堂々めぐりすることが苦しく、死ぬほうが楽かも。。と自然とそんな考えが湧いてきていた。。
でも、そんな恐ろしいことを実行する勇気などなく。
ただ、どうしても「考え」が浮かんできてしまう。
それが異常で危険な状態だとわからない。。
メンタルクリニックに通いはじめて、いろいろ先生に話を聞いてもらい負担はちょっと楽になっても。。2,3ヶ月はそんな状態でした。
相変わらず寝不足でセロトニン(幸せホルモン)が出なくなっていた。。
睡眠薬とセロトニンを増やすジェイゾロフトを処方されてから2,3ヶ月ほどで「死んでもいいかな。。」などという考えは浮かばなくなっていきました。
本当に医者に助けを求めてよかったと思えた瞬間でした。
あの時から4年。。
久しぶりに、原因となった交渉時の状況を思い返しました。
そこで気づいたのは。。
死にたいほどのつらい状態になっても。。
どんな困難に陥っても。。かならず同時に手助けをしてくる人が「いた」ということをはっきりと認識できました。
- テニス仲間の友人からのアドバイスが解決に結びついた。
- 取引先の古くからつながりのある人達が理解を示してくれた。
- 親戚のおじさんが励ましてくれた。
- 妻が寄り添ってくれた。医者に行くことを勧めてくれた。
また、これは難しい考え方なので、その時にはできませんでしたが、、
- ひどいことをしている人にも、いい面があるということ。。(彼も組織の人間)
- わたし自身もひどいことをしてきた過去があるということ。。(程度の差こそあれ)
ただ、自分がひどい目にあって苦しんでいるという状態では、なかなかそんなところには目が向かないと思います。
だから、せめて、(同時に)助けてくれる人はいるということ。
必ずいるので見つけて欲しい、そして。。
その人に頼っていいということに気づいてください。
「一人で溜め込まないでください。」そんなありきたりなアドバイスなんですが、助けになってくれる人は必ずいます。
助けを求めてください。
そして、自分を責めずに、ありのままでいいんだよ。と自分を許してあげてください。